◆円滑な事業執行、切れ目ない発注・予定価格の適正設定要請 国交省
国土交通省は、令和8年度所管事業の執行で令和7年度補正予算と合わせて切れ目なく取組を進め、施策効果の早期発現をめざす。執行にあたっても、適正で円滑な事業の執行を図るため、各発注機関に対し要請した。要請は4月14日付。
この中で、設計・積算の適切な実施として、建設資材等に設計単価については施工地域の実態に即した実勢単価の機動的な把握に努め、適正な単価とすることを要請。特に3月から適用している最新の公共工事設計労務単価及び設計業務委託等の技術者単価の適切な運用に努めることを示した。
予定価格についても、資機材価格の高騰などを含む市場における資材等の最新の実勢価格を適切に反映した上で、工事の施工条件や業務の履行条件等を十分に考慮するとともに、必要に応じ見積を活用することをなどにより積算し、その結果を尊重して適正に決定。厳正な監理に努めることも示した。
さらには、見積り等を参考にする場合において、見積価格やメーカー等の販売希望価格に対して、発注者が妥当性を確認していない独自の乗率等を考慮して価格を設定する運用は、公平性・透明性を損なう恐れが高く、ひいては実質的に歩切りと類似する結果を招く恐れがあるため、これを厳に行わないよう徹底することも記述した。